ぽれぽれ(福島市北沢又)にて、18回目の家族をなくした子どものプログラム“みんなのプログラム”を開催し、1家族(2名)が参加されました。
いつものようにシルバニアをしたり、お絵描きしたり、鬼滅の刃が好きなようで、集めたグッズを持参して、キャラクターやアニメの内容をたくさん教えてくれました。参加した当初はとても緊張が強い様子でしたが、いまでは遊びながら家のことや学校のことを話したり、冗談をいったり、ちょっかいを出したり、自然に過ごしているように思います。また、私たちスタッフも同じ空間を純粋に楽しめるようになったと思います。
喪失は「過去」、大切な人を亡くしたことによる様々な想い(グリーフ)は「進行形」で、様々な出来事、何気ない日常、ふとした瞬間でも気持ちは揺れ動いています。
その多くは自身で折り合いをつけながら生活していますが、プログラムへの参加や、我々とのやり取り・遊びも、自身のこころに折り合いをつけていく一つの機会・場になっているように思います。