新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い8月のプログラムを延期し、9/19にぽれぽれ(福島市北沢又)にて、23回目の家族をなくした子どものプログラム“みんなのプログラム”を開催しました。2家族(4名)が参加されました。
会場に到着するなり、「今日も容疑者ごっこをする」「ずっと楽しみにしていた」と話してくれました。限られた空間ではありますが、子ども同士でいろいろとおもちゃや遊具を工夫して遊んでいます。大きなエネルギーでからだを大きく使ったり、小さなエネルギーでお絵描きしたり、ビーズを作ったり。その合間に「あのね・・・」と亡くなった人の話や、学校のこと、家でのことを話してくれることもあります。プログラムでは、子どもが遊びの主導権をもち、自由に遊ぶことを心がけています。子どもが自身のペースで遊ぶことによって、様々なこと思いだし、考えたり、想像したり、それが言葉になって表現されることもあれば、遊びで表現されることもあります。どのような想い・感情もその子どもにとってはとても大切なもので、これからもその想い・気持ちに丁寧に寄り添っていきたいと思います。